※本記事はアフィリエイト広告を含みます。料金単価は2024年9月1日時点(北海道のみ2025年11月1日時点)の公式公表データです。最新は公式サイトでご確認ください。
3度目の検針票を、机に並べた|W01
机の上に、検針票が3枚並んでいる。
TERASELでんきがやばいのかを構造で検証した記事で「TERASELでんきはやばいのか」を構造で検証した時、私は1枚目の検針票を開いた。
運営会社を伊藤忠まで遡って調べた記事で「運営会社は信頼できるのか」を伊藤忠まで遡って調べた時、私は検針票を開かなかった。あれは料金とは別の話だったからだ。
そして今、私は3度目に検針票を引っ張り出した。
「で、結局、月いくらになるんだ?」
2つの記事で大きな2つの不安は解消された。だが、その2記事を読み終わった私の頭に残った最後の問いは、極めて単純だった。料金が、結局、いくらになるのか。
公式サイトの料金シミュレーションは便利だが、入力する前に「自分のエリアの単価がいくらなのか」「4プランで何が違うのか」を理解しておきたい。シミュレーションは「答え合わせ」として使いたいタイプだ、私は。
だからこの記事は、TERASELでんきの料金をひと目で確認できる横断データ集として組んだ。私と同じように「自分の検針票を片手に、数字を確認しながら読み進めたい」人のために。
| 料金の構成要素を知りたい | W02 |
| 4プランの違いを知りたい | W03 |
| 自分のエリアの単価を確認したい(超TERASELプラン) | W04 |
| 自分のエリアの単価を確認したい(TERASELプラン) | W05 |
| アンペア別の基本料金を確認したい | W06 |
| 燃料費調整額の上限の有無を確認したい | W07 |
| 自分の検針票で試算する手順を知りたい | W08 |
| 規制料金との損益分岐点を知りたい | W09 |
それでは、まず料金の全体構造から見ていく。
TERASELでんきの料金は何で決まるのか|W02

請求書を眺めながら自分で試算しようとして、私は最初の壁にぶつかった。電気料金は1つの数字ではなく、4つの要素の合算で決まる。これを理解しないと、シミュレーションの結果も読み解けない。
公式約款を読み込んで整理すると、TERASELでんきの月額電気料金は以下のように構成される。
| 要素 | 内容 | 変動の有無 |
|---|---|---|
| ① 基本料金(または最低料金) | 契約アンペアや契約容量で決まる固定費 | 毎月固定 |
| ② 電力量料金 | 使った電気量×従量単価。3段階制 | 使用量で変動 |
| ③ 燃料費調整額 | 原油・LNG・石炭の価格変動を反映 | 毎月変動 |
| ④ 再エネ発電促進賦課金 | 国が定めた一律単価。全電力会社共通 | 年1回変動 |
このうち ①と②がTERASELでんき固有の単価で、エリアとプランによって変わる。③と④は全電力会社で同じ仕組みのため、新電力選びの判断には直接関係しない。
つまり、TERASELでんきが安いか高いかを判断したいなら、①基本料金と②電力量料金の単価を、自分の契約エリア・プランで確認すればいい。それが分かれば、自分の検針票の使用量を掛け算して試算できる。
これがこの記事の組み立て方の前提だ。W03で4プランの全体マップを示し、W04・W05で全9エリアの単価表を全部並べる。W08で私の検針票での試算を見せる。
4プランの全体マップ|W03

TERASELでんきには4つの料金プランがある。最初に全体マップを掴んでおくと、自分がどのプランを見ればいいかが分かる。
| プラン名 | 料金タイプ | 主力ターゲット | 燃調上限 |
|---|---|---|---|
| 超TERASELプラン | 段階制従量料金 | 月300kWh以上のファミリー世帯 | なし |
| TERASELプラン | 段階制従量料金 | 月120〜300kWhの少使用量世帯 | なし |
| TERASELマーケットプラン | 市場連動型(30分単位) | 時間帯コントロール可能な上級者 | なし |
| TERASELマーケットあんしんプラン | 市場連動型+上限あり | 市場連動を試したい慎重派 | 36円/kWh |
一般家庭の選択肢は、実質的に上の2つ──超TERASELプランかTERASELプラン──の二択になる。後ろの2つは市場連動型で、電気の使い方を時間帯で能動的にコントロールできない人には向かない(K-5で詳述)。
超TERASELとTERASELの選び分け
公式の説明はシンプルだ。「電気使用量が多い人は超TERASEL、少ない人はTERASEL」。だが具体的な分岐点が気になる。
単価表(W04・W05で詳述)を読み込むと、両プランの差は次のようになっている:
- 基本料金:超TERASELの方が少し高い(東京なら311.75円 vs 300.31円・10A)
- 1段階目(〜120kWh):超TERASELの方がやや高い
- 2段階目(121〜300kWh):超TERASELの方が安い
- 3段階目(300kWh超):超TERASELが大幅に安い
つまり、たくさん使えば使うほど超TERASELの方が安くなり、少ない使用量ではTERASELの方が安い。境目は概ね月250kWh前後。ファミリー世帯はほぼ自動的に超TERASELが正解だ。
──我が家は平均380kWh。超TERASEL一択、ここは迷わなかった。
では、自分のエリアの超TERASELプランの単価はいくらなのか。次のW04で全9エリアを一覧で示す。
超TERASELプラン|全9エリアの単価表|W04

ファミリー世帯の本命プラン、超TERASELプランの単価を全エリア掲載する。自分のエリアの行を見れば、基本料金と段階別の単価が一目で分かる。
| エリア | 基本料金 | 1段階 (〜120kWh) |
2段階 (121〜300kWh) |
3段階 (300kWh超) |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | 311.75円 /10A |
29.80円 | 34.26円 | 35.64円 |
| 北海道 | 418.00円 /10A |
35.69円 | 39.66円 ※121〜280kWh |
42.35円 ※280kWh超 |
| 東北 | 369.60円 /10A |
29.51円 | 35.36円 | 37.03円 |
| 中部 | 321.14円 /10A |
21.01円 | 24.88円 | 26.35円 |
| 北陸 | 302.50円 /10A |
30.66円 | 33.90円 | 34.38円 |
| 関西 | 522.58円 ※最低料金 (15kWhまで) |
20.21円 ※15〜120kWh |
24.41円 | 23.79円 |
| 中国 | 759.68円 ※最低料金 (15kWhまで) |
32.75円 ※15〜120kWh |
38.23円 | 36.60円 |
| 四国 | 667.00円 ※最低料金 (11kWhまで) |
30.66円 ※11〜120kWh |
36.08円 | 35.30円 |
| 九州 | 316.24円 /10A |
18.19円 | 22.96円 | 24.38円 |
※税込/2024年9月1日時点(北海道のみ2025年11月1日時点)/最新単価は公式サイトで要確認
単価表を読み込んで気づいた4つのこと
この表を眺めて、私はいくつか発見があった。これは事前の比較サイト記事には書かれていなかったポイントだ。
① 北海道エリアだけ段階の区切りが違う
他8エリアは300kWhで段階が切り替わるが、北海道だけ280kWhで切り替わる。北海道家庭の使用量実態(特に冬場の暖房需要)に合わせた設計と推測される。北海道在住の人は、自分の検針票が280kWhを超えているかどうかで損益が大きく変わる。
② 関西・中国・四国は「アンペア制」ではなく「最低料金」型
東京などのアンペア制(10Aごとに基本料金加算)ではなく、契約全体に対する最低料金の形式。関西電力管轄の伝統的な料金体系で、超TERASELもそれに合わせている。関西は15kWhまで一律、四国だけは11kWhまで一律と微妙に違う。
③ 関西・中国・四国は3段階目が2段階目より「安い」逆転構造
通常、3段階目は2段階目より高くなるのが従量料金の常識だが、関西・中国・四国の超TERASELだけは3段階目が2段階目より安い。「使えば使うほど得になる」設計が極端に効いているエリアで、ファミリー世帯のメリットが特に大きい。
④ 単価の絶対水準は中部・九州が最も安い
3段階目の単価で見ると、九州(24.38円)と中部(26.35円)が突出して安い。これは原発・水力比率が高い電力エリアの特徴で、TERASELでんきの単価もそれを反映している。逆に北海道(42.35円)が最も高い。
再エネプランを選ぶ場合
各エリアの超TERASELプランには、再生可能エネルギー由来の電力を選べる「超TERASEL再エネプラン」も用意されている。単価は通常版に1.50円/kWhを一律上乗せした形で、全エリア共通。環境配慮の上乗せ分が透明化されているので、判断はシンプルだ。
月400kWh使用するなら、再エネ版は月600円・年7,200円のプラス。これに価値を感じるかどうかで判断できる。
TERASELプラン|全9エリアの単価表|W05
使用量が少ない世帯(月250kWh以下が目安)向けの通常TERASELプランの単価を、同じ形式で全エリア掲載する。
| エリア | 基本料金 | 1段階 (〜120kWh) |
2段階 (121〜300kWh) |
3段階 (300kWh超) |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | 300.31円 /10A |
29.00円 | 35.34円 | 39.26円 |
| 北海道 | 404.36円 /10A |
34.74円 | 40.78円 ※121〜280kWh |
44.35円 ※280kWh超 |
| 東北 | 356.40円 /10A |
28.96円 | 35.44円 | 39.23円 |
| 中部 | 316.85円 /10A |
20.88円 | 25.29円 | 28.19円 |
| 北陸 | 292.82円 /10A |
30.12円 | 33.85円 | 35.49円 |
| 関西 | 505.53円 ※最低料金 (15kWhまで) |
19.19円 ※15〜120kWh |
24.32円 | 27.16円 |
| 中国 | 742.84円 ※最低料金 (15kWhまで) |
31.71円 ※15〜120kWh |
38.06円 | 40.07円 |
| 四国 | 646.43円 ※最低料金 (11kWhまで) |
29.64円 ※11〜120kWh |
35.93円 | 39.26円 |
| 九州 | 301.39円 /10A |
17.49円 | 22.81円 | 25.66円 |
※税込/2024年9月1日時点(北海道のみ2025年11月1日時点)/最新単価は公式サイトで要確認
TERASELプランの特徴
W04の超TERASELプラン表と並べて見ると、構造の違いがはっきり出る。
- 基本料金がやや安い(東京:300.31円 vs 超TERASEL311.75円)
- 1段階目(〜120kWh)の単価もわずかに安い
- 2段階目以降は超TERASELの方が安い──ここが境目になる
- 3段階目(300kWh超)はTERASEL通常版の方が大幅に高い(東京39.26円 vs 超TERASEL35.64円)
結論として、月の使用量が120kWh前後で頭打ちになる単身者・日中不在の世帯はTERASELプランが有利、月300kWh以上を使う世帯は超TERASELプランが有利。中間の月150〜250kWh帯は微妙で、両方シミュレーションして比較するのが安全だ。
マーケットプラン・マーケットあんしんプランの単価については、市場連動型のため日々変動する仕組みで、固定単価表として掲載できない。詳細はプラン比較記事で別途扱う。
アンペア別の基本料金(東京エリア基準)|W06
基本料金は、契約アンペア数によって変わる(関西・中国・四国を除く)。10Aあたりの単価にアンペア数を掛けた額が、毎月固定で発生する。
東京エリアの超TERASEL東京Bを例に、アンペア別の月額基本料金を整理する。
| 契約アンペア | 超TERASEL東京B 月額基本料金 |
TERASEL東京B 月額基本料金 |
|---|---|---|
| 20A | 623.50円 | 600.62円 |
| 30A | 935.25円 | 900.93円 |
| 40A | 1,247.00円 | 1,201.24円 |
| 50A | 1,558.75円 | 1,501.55円 |
| 60A | 1,870.50円 | 1,801.86円 |
※10Aごとの単価×アンペア数で計算/2024年9月1日時点/10A・15A契約は申込み対象外
気づくのは、超TERASELの方が基本料金が月46〜69円ほど高いこと。年間にすると550〜830円。これは2〜3段階目の電力量単価で取り戻す前提の設計だ。月の使用量が少なすぎると、この基本料金の差を回収できないまま終わる可能性がある。
──我が家は40A契約。月の基本料金は1,247円。年間で約15,000円が固定費として乗ってくる。これは規制料金(東京電力従量電灯B 40A)の1,247.60円とほぼ同額だ。基本料金で損も得もない設計になっている。
他エリアのアンペア別基本料金は、W04・W05の「10Aごとの単価」にアンペア数を掛ければ算出できる。例えば北海道40Aなら、超TERASEL北海道B:418.00円×4=1,672円。これに電力量料金が乗る。
燃料費調整額の取り扱い(上限なしの意味)|W07

料金構造の③──燃料費調整額──について、ここで一度整理しておく。なぜなら、これがTERASELでんきの最大の構造的リスクであり、K-5の「やばい検証」でも中核になった部分だからだ。
燃料費調整額は、原油・LNG・石炭の価格変動を毎月の電気料金に反映する仕組み。燃料が高い月は電気代が上がり、安い月は下がる。これ自体は全電力会社共通の仕組みで、TERASELでんき固有の話ではない。
問題は「上限の有無」だ。
| 契約タイプ | 燃料費調整額の上限 |
|---|---|
| 旧一般電気事業者の規制料金プラン(従量電灯B等) | あり |
| TERASELでんき 超TERASEL・TERASELプラン | なし |
| TERASELでんき マーケットあんしんプラン | あり(36円/kWh) |
つまり、燃料費が大きく高騰した局面では、上限のないTERASELプランが規制料金より高くなる可能性がある。これは公式約款にも明記されている事実で、隠しても始まらない。
2022〜2023年の燃料費高騰期に「新電力やばい」と言われた現象の正体は、ほぼこの構造に集約される。私自身、この一行を知らずに別の新電力で痛い目を見た人間として、ここは絶対に飛ばせない。
ただし、平時の燃料費調整額は規制料金もTERASELも近い水準で動いており、通年で見れば単価そのものが安い分だけTERASELが下回るケースが多い。直近12ヶ月分の燃料費調整単価の平均で試算した比較サイトの集計では、ほとんどの世帯で年間収支がプラスになっている。
とはいえ、リスクをゼロにしたい人には「TERASELマーケットあんしんプラン」という選択肢がある。電源料金単価の上限を36円/kWh(税込)に設定したプランで、市場連動型ながら上限を持つ唯一のプランだ。詳しくはプラン比較記事で。
私の検針票で実際に試算する手順|W08

ここまでで全エリアの単価表が揃った。次は自分の検針票で実際に試算する手順を、私の数字を使って具体的に示す。同じ手順で、読者の方も自分の家計に置き換えられる。
私の検針票(東京エリア・40A契約・直近1年平均380kWh)
検針票の直近12ヶ月分から、平均的な月のデータを取り出す。
- 契約:東京電力エナジーパートナー 従量電灯B 40A
- 月平均使用量:380kWh
- 月平均請求額:18,500円前後(燃料費調整額・再エネ賦課金込み)
超TERASEL東京Bに乗り換えた場合の月額試算
燃料費調整額と再エネ賦課金は両プラン共通なので、ここでは省く。基本料金+電力量料金の純額で比較する。
① 基本料金:1,247円(40A)
② 電力量料金:
- 1段階目:120kWh × 29.80円 = 3,576円
- 2段階目:180kWh × 34.26円 = 6,166.80円
- 3段階目:80kWh × 35.64円 = 2,851.20円
- 電力量料金合計:12,594円
合計:1,247円 + 12,594円 = 13,841円
同じ条件で東京電力従量電灯Bだと
従量電灯B(規制料金)の単価で同じ計算をする。
- 基本料金(40A):1,247.60円
- 1段階目:120kWh × 29.80円 = 3,576円
- 2段階目:180kWh × 36.40円 = 6,552円
- 3段階目:80kWh × 40.49円 = 3,239.20円
- 電力量料金合計:13,367.20円
合計:1,247.60円 + 13,367.20円 = 14,614.80円
月額の差額
14,614.80円 − 13,841円 = 月774円。年間にすると9,280円。これに楽天ポイント還元(電気代200円につき1pt、月額13,841円なら年間831pt)と、新規契約特典の2,000ポイント(初年度のみ)が加わる。初年度の合計お得額は約12,100円。私の家計にとって、月600円〜800円台の節約は無視できない数字だ。
公式シミュレーションでも確認した
この手計算の結果を、公式の料金シミュレーションでも検算した。公式が示した「4〜5人世帯(月500kWh)」のモデルケースだと年間16,262円のお得(楽天ポイント含めて19,342円)。私の380kWhは中間にあたるので、年間1万円前後の節約が現実的な見立てになる。
──ここで私が確認できたのは、「月千円弱の節約」という具体的な数字だった。これが私の家計にとって意味があるか、ないか。判断材料は、ここまでで揃った。
規制料金との損益分岐点はどこか|W09

私の試算は1パターンに過ぎない。読者の方の使用量帯によって、損益分岐は変わる。ここでは月の使用量別に、東京エリアでの年間お得額の目安を整理する。
| 月使用量 | 世帯像 | 推奨プラン | 年間お得額の目安 |
|---|---|---|---|
| 150kWh | 単身・日中不在 | TERASELプラン | 約2,000円 |
| 250kWh | 2人世帯・通常生活 | TERASELまたは超TERASEL(要比較) | 約3,400円 |
| 300kWh | 2〜3人世帯 | 超TERASELプラン | 約4,600円 |
| 380kWh(私の家) | 3〜4人世帯 | 超TERASELプラン | 約9,300円 |
| 500kWh | 4〜5人世帯・在宅多 | 超TERASELプラン | 約16,300円 |
| 700kWh | 大家族・ペット多 | 超TERASELプラン | 約27,900円 |
※東京電力エナジーパートナー従量電灯B 40Aとの比較/公式シミュレーション値ベース/燃料費調整額・再エネ賦課金は除く
注目すべきは300kWhの壁
表を眺めて気づくのは、月300kWhを境にお得額が急に増えること。150kWhから300kWhの間は2,000〜4,600円程度の年間節約だが、380kWhで9,000円台、500kWhで1万6千円台、700kWhで2万7千円台と、使用量に比例して節約額が伸びていく。
これは超TERASELプランの3段階目(300kWh超)の単価設定が、規制料金と比べて大幅に安いことの直接的な反映だ。300kWhを超える月が多い世帯ほど、TERASELでんきに乗り換える経済合理性が高くなる。
エリア別の損益分岐傾向
東京エリアを基準に話してきたが、エリアによってお得額の出方が違う。公式シミュレーションの「4〜5人世帯(月500kWh)」での年間お得額を並べると以下の通り。
| エリア | 年間お得額(電気代のみ) | 初年度お得額(楽天pt・特典含む) |
|---|---|---|
| 東京 | 16,262円 | 19,342円 |
| 四国 | 15,708円 | 18,752円 |
| 中国 | 14,472円 | 17,564円 |
| 関西 | 14,112円 | 16,808円 |
| 北海道 | 13,296円 | 16,592円 |
| 東北 | 10,236円 | 13,352円 |
| 九州 | 8,656円 | 11,400円 |
| 中部 | 7,428円 | 10,232円 |
| 北陸 | 7,116円 | 10,184円 |
※公式の料金シミュレーション結果より/2024年9月1日時点(北海道のみ2025年11月1日時点)
東京・四国・中国・関西エリアが特にお得額が大きい。これは規制料金の単価自体が高めのエリアで、新電力との差が出やすい構造による。逆に中部・北陸はもともと規制料金が安いエリアのため、差が小さくなる。
──ここで読者の方が見るべきは、自分のエリアの行と自分の月使用量の組み合わせだ。月300kWh前後で中部エリアなら年4千円程度の節約にとどまる。同じ300kWhでも東京エリアなら年5千円弱、500kWhなら1万6千円超になる。「下がる金額」を具体的に把握してから判断するのが、私のような過去の失敗者には必要な手順だった。
結論──私の試算結果と判断|W10
3記事に渡る検証の最終地点に来た。
K-5で「やばいのか」を構造で検証した。K-8で「運営会社は信頼できるのか」を伊藤忠まで遡って確認した。そしてこのK-1で「結局月いくらになるのか」を、自分の検針票と全9エリアの単価表で計算した。
私の試算結果は、月774円・年間9,280円の節約。楽天ポイントと新規契約特典を加えて初年度で約12,100円のお得。派手な金額ではない。だが、無視できる金額でもない。
3記事を通じて確認できたことを、最後にまとめておく:
- 料金構造:基本料金+電力量料金(3段階)+燃料費調整額+再エネ賦課金の4要素で決まる
- プラン選択:月300kWh以上のファミリーは超TERASELプラン一択
- エリア別差:東京・四国・中国・関西で特にお得額が大きい
- 燃料費リスク:上限なしの構造があるが、違約金ゼロで戻せる前提があれば許容可能
- 運営会社:伊藤忠商事グループの100%子会社、撤退リスクは業界最低水準
──だから私は、3度目の検針票を閉じて、ようやくシミュレーションのページを開いた。
この記事の単価表で「自分の場合いくら下がるか」の見当をつけてから、公式シミュレーションで答え合わせをする──これが、過去に新電力で痛い目を見た私が、もう一度動くために必要な手順だった。


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